篠島は漁業の島
篠島は伊勢湾の三河湾口部、南北に細長い周囲6キロメートルあまりの島です。篠島の人口2200人ほどで、約900人の就業者のうち実に8割の約700人が漁業関連の仕事をしています。
漁業が暮らしの中心となっており、地域コミュニティは漁業中心で活気あふれる市場の風景は見ものです。
篠島は県内トップの漁獲高を誇るシラス漁業の島であり、素潜りで水深20メートルほどの所であわびやサザエ、ミル貝や平貝などを獲ります。もちろん、まき網や定置網の漁業もおこなっており様々な魚や貝類が水揚げされます。
日本一のしらす漁獲量である篠島ですが、他にも様々な漁業が行われており身がプリプリの伊勢海老をはじめ、甘くてふっくらとしている鯛、コリコリの食感と歯ごたえある弾力がたまらない蛸なども水揚げされ季節によって新鮮で美味しい海の幸を味わえます。
ワカメや海苔の養殖も行われており、味はもちろん香りも一級品!ワカメも肉厚で歯ごたえもあるので煮物などにも最適です。そして冬には高級ブランドでも知られている、天然のとらふぐもあり毎年多くの観光客が楽しみにしています。